注意点

PDFを無料で扱う時に絶対に知っておくべき注意点|仕事で使って大丈夫?

無料のPDFツールは便利ですが、仕事で使うなら「データがどう扱われているか」を知っておく必要があります。tugiloが無料ツール提供者として意識していることと、安全に使うための判断基準をまとめます。

PDFを無料で扱う時に絶対に知っておくべき注意点|仕事で使って大丈夫?

実際にあった話ですが、AIの文章をそのまま社内資料に使ったところ、「何が言いたいのか分からない」と言われました。AIを使わない、という判断も立派な選択です。無料のPDFツールも同じで、便利さの裏に「データがどう扱われているか」を知っておく必要があります。tugiloが無料ツール提供者として意識していることと、安全に使うための判断基準をまとめます。

関連ツール:PDF圧縮ツール

なぜ無料PDFツールは便利なのか

PDF圧縮・結合・分割ツールは、仕事で頻繁に使う場面があります。

よくある利用シーン
  • 大きすぎるPDFをメールで送る前に圧縮したい
  • 複数のPDFを1つにまとめて提出したい
  • 契約書の必要ページだけを抜き出したい
  • スマホで撮った資料をPDF化して共有したい

無料ツールは、ソフトのインストール不要で、ブラウザだけで完結するため、外出先や取引先のPCでも使えるのが強みです。

しかし、仕事で使う場合は、データの扱いに注意が必要です。

仕事で使うときの"落とし穴"

無料PDFツールを仕事で使う際、多くの人が見落としている点があります。

よくある誤解
  • 「無料だから気軽に使っても大丈夫」
  • 「圧縮しただけだから、データは残らない」
  • 「URLを共有しなければ安全」
  • 「有名なサービスなら信用できる」

実際には、無料ツールの多くは、アップロードされたファイルを一時的にサーバーに保存しています。

tugiloの相談現場では、こんなケースがありました。

事例A:人事部門

「社員の給与明細をPDF結合して、無料ツールで1つにまとめた。後で調べたら、サーバーに24時間保存される仕様だった」という相談。幸い情報漏洩は無かったが、規程違反になった。

事例B:営業部門

「取引先の契約書を圧縮して送ろうとしたら、上司に『それ、どこのサーバーに保存されるか知ってる?』と止められた」という話。結果、有料版に切り替えた。

**重要なのは、「無料だから危険」ではなく、「仕組みを知らずに使うのが危険」**ということです。

データがどう扱われているか

無料PDFツールの多くは、以下のような仕組みで動いています。

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一般的な無料PDFツールの処理フロー
  1. ユーザーがファイルをアップロード
  2. サーバー上で圧縮・結合・分割などの処理を実行
  3. 処理後のファイルをダウンロード用URLで提供
  4. 一定時間後(1時間〜24時間)にファイルを削除

つまり、一時的にせよ、ファイルは第三者のサーバーに保存されるということです。

tugilo流:無料ツールで意識していること
  • アップロードされたファイルは 処理後1時間で自動削除
  • サーバーは 国内(日本) に設置
  • 処理中のファイルは 暗号化通信(SSL) で保護
  • ファイル内容の解析・利用は 一切行わない
  • ログは アクセス統計のみ(ファイル名・内容は記録しない)

これでも、社外秘や個人情報は扱わないのが原則です。

社外秘・個人情報の扱い注意点

仕事でPDFツールを使う場合、「何を扱って良いか」を明確にする必要があります。

無料ツールで扱ってはいけないもの(tugilo基準)
  • 個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)
  • 社外秘資料(契約書・見積書・提案書)
  • 金額が確定した書類(請求書・発注書)
  • 顧客情報(取引先リスト・営業資料)
  • 人事情報(給与・評価・採用)

「圧縮するだけだから大丈夫」と思っても、ファイルの中身が社外秘なら、アウトです。

無料ツールで扱っても良いもの(tugilo基準)
  • 公開資料(会社案内・製品カタログ)
  • 社内向けマニュアル(機密性が低いもの)
  • 自分用のメモや下書き
  • 既に公開されている情報(プレスリリースなど)

**判断の基準は、「外部に漏れても問題ない情報か」**です。

無料ツールと有料ツールの違い

無料ツールと有料ツール(ソフト)の違いは、主に以下の3点です。

データの保存場所

無料:サーバー保存(一時的) 有料:ローカル処理(PC内で完結)

処理速度

無料:アップロード・ダウンロードに時間がかかる 有料:即座に処理完了

機能制限

無料:ファイルサイズ・ページ数に制限あり 有料:制限なし

tugiloの無料ツールも、ファイルサイズは50MBまでという制限があります。これは、サーバー負荷とセキュリティを考慮した設計です。

有料ツールを選ぶべきケース
  • 社外秘・個人情報を頻繁に扱う
  • ファイルサイズが大きい(100MB以上)
  • 処理速度が重要(大量処理)
  • オフライン環境で使いたい

「無料ツールは危険」ではなく、用途に応じて使い分けるのが正解です。

仕事で無料PDFツールを使ってよいか判断するチェックリスト

無料PDFツールを仕事で使う前に、このチェックリストで判断してください。

ステップ1:ファイルの内容チェック(最重要)

以下が1つでも含まれている場合は、無料ツールNG

  • □ 顧客名・取引先名が記載されている
  • □ 住所・電話番号・メールアドレスが含まれている
  • □ 金額が確定した見積書・請求書・契約書
  • □ 社外秘のマークがある
  • □ 人事情報(給与・評価・採用)
  • □ 機密情報(技術資料・提案書・企画書)

OK例:会社案内、製品カタログ、公開資料、自分用メモ

ステップ2:ツールの安全性チェック

無料ツールを使う場合、以下を全て確認

  • □ URLが「https://」で始まっている(SSL対応)
  • □ プライバシーポリシーが明記されている
  • □ ファイルの自動削除時間が明記されている(24時間以内推奨)
  • □ サーバーの所在地が明記されている(国内推奨)
  • □ 「ファイルを広告に利用する」と書かれていない

1つでも✗の場合は使用を避ける

ステップ3:社内ルールの確認

以下を確認してから使用する

  • □ 会社の情報セキュリティポリシーで禁止されていないか
  • □ 上司や情報システム部門に確認が必要か
  • □ 取引先との契約で外部ツール使用が制限されていないか
判断フローチャート(コピペ用)
1. ファイルに個人情報・社外秘が含まれている → **有料ツールorローカル処理**
2. ファイルは公開資料だが、ツールの安全性が不明 → **使用しない**
3. ファイルは公開資料で、ツールの安全性も確認済み → **無料ツール使用OK**

tugiloの無料ツールは、ステップ2の基準を全てクリアしています。それでも、ステップ1で該当する場合は使用を避けてください

tugiloの無料ツールで意識していること

tugiloが無料PDFツールを提供する際、以下を徹底しています。

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tugilo流:無料ツールの安全設計
  1. 処理はサーバー側、保存は最小限(1時間で自動削除)
  2. ファイル内容は一切見ない(解析・利用しない)
  3. ログは統計のみ(ファイル名・内容は記録しない)
  4. SSL通信で保護(通信中の盗聴を防ぐ)
  5. 利用規約で禁止事項を明記(個人情報・社外秘の扱い禁止)

それでも、万が一のリスクはゼロではないため、「社外秘は扱わない」を前提にしています。

tugiloの考え方

無料ツールは「便利」と「安全」のバランスが重要です。tugiloでは、「仕事で使える範囲」を明確にし、それ以上のリスクは有料版や買い切りソフトを推奨します。

社外秘を扱う業務の効率化は、セキュリティを考慮した設計が必要です。お気軽にご相談ください。

まとめ:無料ツールは「用途を選ぶ」が正解

無料PDFツールは、正しく使えば非常に便利です。ただし、仕事で使う場合は、データの扱いを理解した上で使いましょう。

1時間

tugiloツールのファイル保存期間

50MB

ファイルサイズの上限

社外秘NG

絶対に守るべきルール

AIは間違えます。でもそれ以上に、人は考えたつもりで考えていないことが多い。無料ツールも「大丈夫だろう」で使うと痛い目を見ます。「仕組みを知って使い分ける」が正解です。

tugilo視点まとめ

  • 無料ツールは便利だが、サーバー保存のリスクを理解する
  • 社外秘・個人情報は、たとえ1時間でも扱わない
  • tugiloでは、「仕事で使える範囲」を明確にしています
  • 迷った場合は、ここで一度立ち止まります

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次廣淳のプロフィール写真

次廣 淳(つぎひろ あつし)

執筆者

tugilo(ツギロ)
中小企業向けに、業務改善・システム開発・AI活用支援を行っています。

これまで、予約管理システム・業務支援ツール・社内向け管理システムなど、実務で使われるWebシステムの設計・開発・運用を担当してきました。

AI活用については、「導入して終わり」ではなく業務に定着するか/事故が起きないかを重視して設計しています。

この記事では、実際の案件や検証を通じて得られた判断基準・失敗しやすいポイントを中心に解説しています。

※ 本記事は、実務での検証や判断経験をもとに整理した内容であり、特定のAIツールやサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。

AI駆動開発 業務効率化 中小企業支援

この記事が役立つ人

  • 無料PDFツールを仕事で使っていいか迷っている方
  • PDFツールのセキュリティが心配な方
  • 社外秘や個人情報の扱いに注意が必要な業務を担当している方
  • 無料ツールと有料ツールの使い分けを知りたい方

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