- モデルが直した見積を、同じ画面でよし、と押して送りかけている一人会社の社長
- 通った、という言葉を、出してよい、だと思った人
- 書くのも見るのも自分のまま、先方へ出している人
火曜の朝、見積の直しが終わった画面があります。隣の案内には、人が確認する、とあります。画面はもう緑です。送れば、火曜は一段落に見えます。
社長が電話で言いました。「書いた人と同じ人が、見ていいんですか」。間を置いて、「見る人の名前、まだ無いです」と。
私も送りたくなります。緑は、守りが終わったように見えます。ただ、画面が緑なことと、この客に出してよいかは違います。聞くのは、あとで読む人は誰か、です。
一人の会社でも、答えは「同じクリックでよい」ではありません。書いた直後の自分と、お茶を入れてから読む自分は、別です。同じ指でよし、を押すのが危ないのであって、人が一人なこと自体が禁止なのではありません。
緑の画面と、出してよい仕事
10月26日、OpenAI が CodeRabbit の話を出しています。書いた側とは別の人が見る、とあります。人が確認する、ともあります。今ある検査を足すもの、であって、代わりではありません。
ここでの「通す」は、レビューの画面が緑になることです。見積を出した、ではありません。緑になったことを、出した守り、とは読みません。
先週の火曜は、席を外しても進む、でした(席、外してても進みますよね)。今日減らす迷いは、席を外すことではありません。書いた人と見る人が同じクリックのまま、先方へ出すことです。
公式の話は、開発の会社向けにも読めます。自分の画面に CodeRabbit が無いこともあります。無いものを、今日のよしボタンにはしません。先方の契約にも無いことがあります。無い先方に「もう通しています」と書くと、火曜の最初の十分は、入口の説明になります。入口の説明は、見積ではありません。
見積の前文を直していた人がいました。モデルが書いた差分を、自分でよし、と押して送りました。送ったあと、コメントに社内の鍵が残っていました。消したのは先方ではありません。あとで読む人を書いていなかった自分です。次の火曜、私は先に上から読む、と言っています。お茶を入れてから、です。書いた直後ではありません。
その人の火曜は、こうでした。朝、モデルに「前文を短く」と投げた。返事がすぐ来た。緑になった。十時の会議の前に出してしまおう、と思った。会議のあと、先方から「この鍵、何ですか」と一行来た。会議の前に、上から読んでいれば消えていました。会議の前を急いだ理由は、緑が見えたことです。緑は、急いでよい、ではありません。
別の火曜、私は同じ席でこう聞きました。あとで読む人は誰か。自分、と返ってきました。自分の、いつ、と聞きました。今、と返ってきました。今、は書いた直後です。書いた直後の自分は、モデルの文を正しい、と先に思っています。正しい、と思った目で読むと、社内の鍵は社内の言葉に見えます。客の言葉には見えません。だから、いつ、を今、にはしないでほしい、と私は言います。十一時でもいい。昼でもいい。書いた指がキーボードから離れたあとの、別の十分です。
一人会社だと、別の人を呼べません。呼べないことを、同じクリックの許可にはしません。呼べないなら、時間を分けます。時間を分けた火曜は、遅く見えます。遅く見える十分で、鍵は消えます。消えた鍵は、先方の受信箱に行きません。行かない火曜は、遅れではありません。
自分一人でも、あとを空ける
一人会社だと、書くのも見るのも自分です。通ったなら先に出しておけばいい、と言いたくなります。先に出した火曜の水曜、読む人が見るのは、まだ確認前の差分です。速さの成果ではありません。
人が確認する、と聞いて、残る人を自分にした人もいました。残した自分のまま、別の客の差分も同じ流れに入りました。止めたのは自分です。この客だけ、と書いてから押す、に変えています。
契約があるから押していい、も違います。契約が広いほど、押せる場所は増えます。増えた場所を、今日の確認にはしません。
社内メモの入った差分を、そのまま押した人もいました。画面に社内の言い方が残っていました。外したのは先方ではありません。出す前に上から読む、を飛ばした自分です。
あとで直せばいい、も危ないです。直す相手が自分なのか、お客なのか。名前が無いあとは、押した、の別名です。別名のまま始めると、水曜に残るのは緑だけです。緑は、出せる見積ではありません。
注意書きを直す前に差分を出した人もいました。出した文に、昨日直した数字が戻っていました。戻った数字は自分の側にあります。注意書きだけ先に直してから、押しています。
担当が二人いる先方で、一人にだけ出した人もいました。もう一人から、見ていない、と電話が来ました。宛先を先に書いていなかった自分です。通す流れを金曜まで残して、別件が同じ流れに入った、という金曜もあります。流れは一件、です。
誰が、あとで読むか
機能表は要りません。この差分を、誰があとで読んでから出すか。自分の次の時間でもいい。出さない、でもいい。書けないなら、緑の画面は、まだ客の守りではありません。
書けたら、検査を足す長い話は置いておけます。遅れにするのは、確認前の差分を、通した、と呼ぶことです。
CodeRabbit が自分の画面に無いのに、客にはもう通した、と書いた人もいました。書いた一行は、お客の予定になります。予定の通しが無いと、水曜の最初は電話です。電話を、通した成果にはしません。
口で「守りました」と渡して、差分が確認前だった火曜の午後は、訂正です。試しに自分だけ押した文に、客の会社名が残っていた、もあります。試しでも宛先を見ます。
火曜の昼すぎ、もう一本電話がありました。見積の直しを、モデルに投げたまま席を外した、と。戻ったら緑でした。緑のまま先方へ送って、夕方に「社内の単価、見えてます」と返ってきました。単価を出したのは先方ではありません。お茶を入れずに押した自分です。席を外したこと自体が悪いのではありません。戻ってから上を読まずに出したことです。
同じ週の別の社長は、見出しだけ直して本文はそのまま出しました。本文に、先月の別件の会社名が残っていました。先方が読み、どちら向けか分からない、と電話してきました。表紙は新しい。中は先月。表紙を直した安心で、中を開いていなかった、とその人は言いました。安心の場所が、緑の画面だった、とも。
休みの日に出した人もいました。火曜は既読が付きません。木曜に「見ていない」と返ってきました。出す日を書いていなかった自分です。あとで電話すればいい、と押して、水曜に先方が確認前の数字を読み上げてきた、もあります。読み上げられた数字は、お茶のあとに見ていません。押したあとに取り消しても、先方の携帯には残ります。取り消す前提なら、押さない方が早いです。
差分と、元の鍵のファイルを二つ付けた人もいました。先方が開いたのは、元の方でした。元に、別の客の名前がありました。添付は今の差分一つ、です。件名が確認お願いします、だけだと、先方は何を見ればよいか分かりません。この客の仕事を一つ、件名に書きます。同じ差分を別の窓口にも出すと、どちらが正ですか、と来ます。窓口は一つです。
昼休みに出して夕方既読、そのあと確認前の数字を聞かれた火曜もあります。迎えのあいだに押して、今の差分でいいですか、と来た火曜もあります。深夜に出して、朝に催促だと読まれた火曜もあります。時刻を書く、は面倒に見えます。書かない火曜の朝は、催促の電話です。
どれも、緑のあとに起きています。起きる理由は、モデルが弱いことではありません。あとで読む人を、押す前に書いていなかったことです。
私は火曜、お茶を入れてからもう一度読む、と先に書いてもらいます。書いた直後のよし、は、見ていない、と同じです。一人でも、あとを空けた読みはできます。空けない緑は、出してよい、ではありません。
最後に一つだけ聞きます。この差分を、先方の担当が声に出して読んだとき、社内の言葉は残っていますか。残っているなら、まだ出さない。残っていない、と自分で言えるまで、緑は机の上です。机の上の緑は、遅れではありません。先方の受信箱に入った緑が、遅れになります。お茶の一杯で足りる、と私は火曜に言っています。
緑の画面と、あとで読む人を分けます。