- 目標を渡せば終わる、という案内を、金曜の提案へ写しかけている一人会社・少人数の社長
- 「お客も同じ窓を持っている」と思っている人
- 並んだ庭を、お客の入口だと思いかけている人
金曜の机に、提案の下書きがあります。目標を渡せば終わります、と書いてあります。書いてあると、出したくなります。
社長が電話で言いました。「目標を渡せば終わります、と書いてしまった」。聞いたあと、お客の画面は見ていない、と。
私も書きたくなります。案内の言葉は、提案が進んだように見えます。ただ、案内と、お客の入口は違います。だから聞くのは、お客の入口を一つ、です。
書いた案内と、お客の入口は別
10月8日、Google Cloud は Gemini のエージェントを出しています。仕事はプロンプトの窓から始まる、目標を渡す、とも公式は書いています。10月21日、OpenAI は自社のモデルが Google Cloud の庭に入る、とも書いています。一般公開は今後数週間、とも読めます。
案内を書けることと、お客の画面は違います。書いた案内を、お客の入口だとは読みません。
先週の金曜は、難しい仕事もできます、でした(難しい仕事もできます、と書いてしまった)。今日減らす迷いは、難しい仕事ではありません。目標を渡せば終わる、をお客の画面へ写すことです。
公式は、契約がある人の入口、とも読めます。お客の画面にその入口が無いこともあります。無い入口を、金曜の提案にはしません。あなたの画面にだけある窓を、「終わります」と書くと、金曜の最初の十分が、入口の説明になります。
見積の前文を直していた人がいました。目標を渡せば終わる、を表紙へ写しました。写した月曜に、先方から「その窓、うちに無い」と電話が来ました。電話の理由は、案内が弱いことではありません。お客の入口を、自分の窓に写したことです。
書けたことと、出せる提案は別
一人会社だと、書く人も出す人も自分です。「案内のまま書いておけばいい」と言いたくなります。案内のまま書いた金曜は、月曜に説明できるのが、書いたことだけになりやすいです。書いたことは、お客の入口ではありません。
契約があるから書いていい、という人もいます。契約があることと、お客の画面は違います。契約の範囲が広いほど、書ける案内は増えやすいです。増えた案内を、金曜の提案だとは読みません。
別の人が、並んだ庭の案内を印刷して、金曜の最初に「選べます」と提案へ写しました。写した月曜に、先方から「今後数週間、と書いてある」と返信が来ました。返信の理由は、庭が弱いことではありません。今後を、今日の入口に写したことです。
「あとで直せばいい」も、お客の入口が無いと同じです。あとで直す相手が、自分なのか、お客なのか。名前が無いあとは、終わります、の別名です。別名のまま金曜を始めると、月曜に説明できるのは、書いた案内だけです。
見積の注意書きを直す前に、終わります、と書いた人もいました。書いた文に、昨日直した数字が戻っていました。戻った数字を持っているのは自分です。次の金曜は、注意書きだけ先に直す、と書いてから提案を触っています。
先方の担当が二人いる案件で、一人にだけ窓の話を書いた人もいました。書いたあとに、もう一人から「見ていない」と電話が来ました。見ていない担当を残したのは相手ではありません。誰の入口か、を書いていなかった自分です。次からは、宛先の入口を先に書く、と席に着いています。
お客の入口を一つ
長い比較表は要りません。
お客の画面にある入口を一つ書く。
今使っている画面でもいい。まだ無い、でもいい。書けないなら、金曜の提案から、終わります、は外します。
書けたら、席を外しても進む、はい、いいえ、並んだ庭、は土曜のまま置いておけます。置いておくのは、遅れではありません。遅れにするのは、案内の言葉を、お客の入口だと思うことです。
お客の画面に窓が無いのに、終わります、と書いた人もいました。無い窓を、金曜の終わりにはしません。書いた一行は、お客の予定になります。予定になった入口が無いと、月曜の最初は電話です。電話を、書いた成果にはしません。
案内のまま「終わります」と口で言って渡した人もいました。口の終わりと、出した見積は別です。渡した入口がお客に無いと、金曜の午後は訂正です。訂正を、書いた速さの成果にはしません。
案内の言葉を、お客の入口一つから分けます。