- 一番強い、という案内を開いて、火曜の見積確認を外したくなっている一人会社の社長
- 「もう大丈夫ですよね」を、自分の会社の話だと思った人
- 先に渡している相手の話を、自分の画面だと思った人
月曜の朝、机に案内が残っていました。Gemini 4 Carbon。一番強い、セキュリティも、と書いてあります。名前が強いと、今週は一段落した気がします。
電話の向こうで社長が言いました。「もう大丈夫ですよね」。聞いたあと、ちょっと間が空いて、「客の画面、まだ見てないです」と続きました。
私も同じ案内を見ています。強い名前は、安心しやすいです。ただ、安心したことと、客の画面を見たかは、別です。だから私は、今週見る客の画面はあるか、と聞きます。
名前が強い朝
10月28日、Google が Gemini 4 Carbon を出しています。一番強い、長い仕事もできる、安全なコードも書く、と公式にあります。先に渡す相手は、防衛の仕事をしている一部の人、とも書いてあります。開発者や会社、普通の人のところへは、これから、です。
つまり今のところ、うちの画面に来る話ではありません。防衛の仕事、と書いてあるのは、うちの会社の守り担当、という意味でもありません。先に渡している相手の話です。そこを消して「もう大丈夫」と客に書くと、先方が「うちは防衛の会社ですか」と聞いてきます。消した一文を持っているのは、書いた側です。
先週の月曜は、目標を渡せば終わる、でした(目標を渡せば終わりますよね、と思った月曜日)。今日の迷いは目標ではありません。強い名前を見て、予定を空けることです。
見積を火曜に出す、と決めていた人がいました。月曜の朝、もう大丈夫、とカレンダーから火曜を消しました。消した火曜に残ったのは、客のログイン画面です。残った理由は、モデルが弱いからではありません。名前を先に予定したからです。
案内と、客の画面は別物
一人会社だと、読むのも出すのも自分です。先に一番強いのを見ておけばいい、と言いたくなります。見ておいた月曜の金曜に、説明できるのは「開きました」だけ、になりがちです。開いたことは、客の画面ではありません。
契約があるから全部見ていい、という話も来ます。契約があることと、今週見る画面は違います。契約が広いほど、開ける名前は増えます。増えた名前を、今週の守りにはしません。
Carbon の案内を印刷して、月曜の最初にカレンダーへ「もう大丈夫」と写した人もいました。写した水曜、先方から電話が来ました。「その画面、うちに無いです」。無い画面を、今週の守りに写したのは自分です。
十分だけ見る、も危ないです。十分のあとに案内を開いて、気づいたら昼、という月曜があります。十分は終わりの時計です。時計が無いと、強い名前に戻ります。
案内と見積を同じタブに並べたまま、画面は触らず昼になった、という日もあります。タブが並んだことは、守りが終わったことではありません。
今週、客の画面を一つ
比較表は要りません。客の画面を一つ、紙に書きます。まだ無い、でも構いません。書けないなら、月曜に触っている名前は、まだ守りになっていません。
書けたら、まだ来ない名前は置いておけます。置いておくのは遅れではありません。火曜は、書いた文を誰が見るか、を聞きます。今日それが空だと、火曜は強い名前の後始末になります。
窓口の紙を配って朝にした月曜の夜、客の画面は昨日のままでした。紙の枚数は、成果ではありません。「もう大丈夫」とメモして金曜まで見ない、も同じです。これから、と書いてあるのに今日から切り替えようとして、入れない、と出る。その断りを持っているのも自分です。
もう一件あります。月曜の昼、先方から「新しいの、うちでも使えますか」と来ました。案内には、これから、とあります。使える、と返すと、火曜にログインの催促が来ます。催促を止めたのは先方ではありません。これから、を今日、と読んだ自分です。私はそこで、使える画面はあるか、を先に返してもらいます。無い、で構いません。無い、と書けた月曜は、名前に負けていません。
名前を印刷して机の端に置いたまま、客のログインを開かない月曜もあります。端の紙は、見ていないことの言い訳になります。紙を裏返すか、客の画面を一つ書くか。どちらかです。両方やる月曜は、火曜が空きます。空いた火曜に残るのは、先方の催促です。
強い名前と、今週見る客の画面を分けます。