- 金曜の提案に、新しい広告の入口を一文足したくなっている一人会社・少人数の社長
- HubSpot や Shopify の名前を見て、相手も同じ画面だと思いかけている人
- 「いつでも呼び出せます」は外したのに、次の強みを探している人
金曜の午後、提案の下書きが開いています。今週、声は話しながら進む。帳票へもつながる。その上に、広告をクリックしたら会話が始まる、という案内も来ています。一文足したくなる午後です。
相談に来る社長は、そこで言います。「これ、書けますよね」。相手の会社にも、同じ入口がある気がする、と。
私も書きたくなります。新しい入口は、提案が新しく見えます。ただ、見えた入口と、相手の画面は同じではありません。だから聞くのは、相手の画面にその入口があるか、です。
案内と、相手の画面は別
9月16日、OpenAIは ChatGPT Ads の新しい案内を出しています。広告をクリックしたあと、企業の Sponsored Agent と会話を始められる、と公式は書いています。いま試験中、とも読めます。ChatGPT Work で広告を作る、HubSpot が最初の CRM、Shopify が最初の EC、とも書いてあります。
HubSpot では、広告口座をつないで、作る・見る・続きの連絡をする、という説明です。Shopify は、まず米国の店から、と公式は書いています。ほかの地域は、ChatGPT Ads がある市場で9月23日から、とも書いてあります。申し込みは ads.openai.com です。
あなたの会社で試験できることと、相手の会社で同じ会話が始まることは、同じではありません。始まる、と書いた金曜に残るのは、新しい強みです。残らないのは、相手が次に押す場所です。
先週の金曜は、いつでも呼び出せます、を外す、でした(いつでも呼び出せます、と書きたくなった金曜日の提案)。今日外す一文は、それではありません。広告から会話が始まります、です。外す理由は同じ種類です。こちらの新しい入口を、相手の画面へ写している、です。
全部任せられます、も、前に外しています(「全部任せられます」と書きたくなった金曜日の提案)。入口の名前が変わっても、写し方は同じです。名前が新しいほど、一文は短く見えます。短い一文ほど、相手の画面を消します。
書けた一文は、相手の仕事ではない
一人会社だと、書く人も説明する人も自分です。「自分の画面で動いたから、書いていい」と言いたくなります。自分の画面で動いたことは、相手の金曜ではありません。相手の金曜は、今使っている案内と、今の問い合わせの戻りです。
提案に「広告をクリックすると、御社の商品の会話が始まります」と書いた社長がいました。相手は ChatGPT の広告を出していませんでした。次の週の打ち合わせは、入口の説明で終わりました。終わった理由は、文章が悪いことではありません。相手の画面を、こちらの案内で埋めたことです。
「HubSpot をお使いなら、そのまま出せます」とも書きたくなります。HubSpot を使っていることと、ChatGPT Ads をつないでいることは違います。つながっている、は、相手に確認する行です。確認する前の強みは、見込みです。見込みを、提案の主文にはしません。
Shopify の店なら出せる、も同じです。公式は、まず米国、と書いています。相手の店がどこか、Ads がある市場か、は相手の話です。相手の話を、こちらの金曜の強みにしない方がいいです。
提案から、その一文を外す
長い直しは要りません。
広告から会話が始まります、を外す。
代わりに残すなら、相手が今使っている案内と、次に返す場所です。返せないなら、金曜の提案は、新しい入口の紹介です。紹介は、営業の仕事の前です。
外したら、声の話も、接続の話も、相手の画面に合わせて短くできます。合わせない一文は、今週触った名前です。触った名前は、土曜のニュースです。ニュースを、相手の次の一手にはしません。
先週、呼び出せます、を外した提案は、問い合わせの戻りが残っていました。残っていた理由は、新しい入口を足さなかったことです。足した週は、入口の説明が増えて、戻りが遅れました。遅れた戻りは、金曜の成果ではありません。
「一文くらいなら新しく見える」も、相手の画面が無いと同じです。新しく見える相手が、今の案内なのか、次の返信なのか。名前が無い新しさは、全部書けます、の別名です。別名のまま金曜を終えると、月曜に残るのは、触った名前だけです。
新しい広告の入口を、相手の画面に合わせて提案から分けます。