この記事はどんな人向けか
  • 金曜の提案に「デスクトップに常駐します」「言葉でアプリが作れます」と足したくなった一人会社・少人数の社長
  • 今週触った機能を、強みの箇条書きに移しやすい人
  • 相手が使う画面と、自社が触った画面を混ぜて見積を書きがちな人

金曜の夕方、提案が残っています。ショートカットで今の画面の上に出せる。言葉で社内アプリも作れる。相談に来る社長は、そこで「いつでも呼び出せます」と足したくなります。

足した一文は、相手の仕事を軽くしたように見えます。実際は、今週触った名前を、相手の画面へ移しているだけです。外せないなら、金曜に残っているのは、相手の次の一歩ではありません。今週の発表です。

相手の会社に、同じ画面があるとは限らない

Googleの Windows 向け Gemini は、Alt + Space で今の作業の上に出ます。Microsoft の言葉で作るアプリは、Frontier か、来週以降のプレビューです。どちらも、自社で触れる範囲の話です。相手の会社に、同じ画面があるとは限りません。同じ契約があるとも限りません。

あるように書いてしまうと、金曜の提案が、先々週の「全部任せられます」と同じ顔になります。あの金曜は、画面操作の話でした(全部任せられます、と書きたくなった金曜日の提案)。今日外す文は、操作の全部ではありません。いつでも呼び出せますです。

いつでも、は相手の許可ではありません。自社のショートカットです。呼び出せます、は相手の仕事が終わった、ではありません。窓が出る、です。窓が出ることと、見積の前提が決まることは違います。決まる前に常駐を書くと、相手は「もう任せられる」と読みます。読まれた提案を、月曜に訂正するのは、金曜より重いです。

木曜に、来月の持ち主を書きました(作ってみれば分かる、と言いたくなった木曜日)。持ち主が無い画面を、金曜の提案へ載せない方がいいです。載せると、相手の会社にも、同じ画面がある前提になります。前提が空の提案は、営業ではありません。今週のメモです。

一人会社だと、書く人も自分です。「自分の体験だから、書いてよい」と思いたくなります。自分しかいないから、体験を相手の画面へ移すと、訂正する人も自分です。訂正が月曜に寄ると、週の最初が、金曜の文面の後始末になります。

「弱く見える」が先に来る

「常駐を書かないと、弱く見える」とよく聞きます。弱く見える相手は、今週の発表です。発表に負けない金曜ほど、外す文を短く言えた方がいいです。言えないまま足すと、相手が読むのは便利さです。便利さのあとに残るのは、誰が見るか、です。見ないまま出した提案は、顧客の前で自分に返ってきます。

「相手も同じ画面を持っているはずだ」も同じです。持っているはず、は契約の確認ではありません。確認するなら、相手の会社で誰が見るか、です。見ない相手に常駐を書くと、提案がこちらの体験談になります。体験談は、見積の前提になりません。

デスクトップに常駐します、も同じです。常駐は、こちらのショートカットです。相手の見積が軽くなる、ではありません。言葉でアプリが作れます、も同じです。作れるのは、触れる枠がある人です。枠が無い相手に書くと、来週のプレビューと今すぐが混ざります。混ざった提案を、金曜の整理だと思わない方がいいです。

提案から外す一文

提案から、「いつでも呼び出せます」を外します。

代わりに残すなら、相手の次の一歩です。見積の前提を誰が見るか。試作の画面を来月誰が見るか。一歩が書けないなら、機能名は土曜の記事で足りています。金曜に足す必要はありません。足したくなる週ほど、外す文を先に残します。残した文の方が、月曜は軽いです。

月曜に開く画面を一つ、と書きました。金曜に残すのも、相手の画面を一つです。こちらの常駐を、相手の画面へ移さない。移したくなる週ほど、外す文を先に残します。外したあとに残るのは、相手の次の一歩です。一歩が無いなら、金曜はここまでで終わりです。終わりを、弱くなった金曜だとは思いません。弱く見える相手は、発表です。相手が読むのは、次に誰が見るか、です。見ないまま出した提案は、月曜に自分へ返ってきます。返ってくる前に、一文を外します。

金曜の提案から、いつでも呼び出せます、を先に分けます。