- 土曜のニュースを見て、月曜に全部開こうとしている一人会社・少人数の社長
- デスクトップのショートカットと、新しいモデル名が同時に気になっている人
- 「遅れないように触る」を、今週の最初の仕事にしやすい人
月曜の朝、名前が残っています。画像が速くなった。声が API に来た。言葉でアプリが作れる。使い方の報告もある。その上に、デスクトップのショートカットまで来ています。
相談に来る社長は、だいたい同じことを言います。「今週、全部見ておく」。置いておかないと遅れる気がする、と。
私も触りたくなります。月曜の最初に4つ開くと、見積も返信も後ろへ行きます。だから聞くのは、今週どれを開くか、です。一つでいい。
名前が並んだだけの朝
土曜に、4つの発表を拾いました(機能が4つ来た土曜、私が先に聞くのは「今夜出すか」)。Googleは9月10日、Windows 向けの Gemini アプリも出しています。Alt + Space で、今の作業の上に出る。Gmail や Drive から要約も頼める、と公式は書いています。Workspace では、Gemini が有効な組織で最初からオンです。Google AI の契約が要る、とも書いてあります。
並んだことと、あなたの会社で今週開くことは、同じではありません。4つ試した月曜に残るのは、試した記録です。残らないのは、見積の数字と、顧客への返信です。
日曜には、朝いちで触らないスイッチを書きました(月曜の朝、新しいAIを先に触りたくなった日曜)。今日減らす迷いは、スイッチの名前ではありません。今週、どの画面を開くか、です。
公式がオフから始める画面もあれば、最初からオンの画面もあります。向こうの初期値を、今週の予定表に写さない方がいいです。写すなら、自分の仕事の名前です。「全部見る」は好奇心です。好奇心は、土曜の記事で足りています。
4つ開くと、火曜がいなくなる
一人会社だと、開く人も自分です。「自分だから、軽く全部見られる」と言いたくなります。自分しかいないから、月曜に4つ開くと、火曜に見る人がいなくなります。いなくなる、というより、金曜の夜にまとめて返ってきます。
「一つにすると、他が置いてけぼりになる」ともよく聞きます。置いてけぼりになる相手は、発表の速さです。発表に遅れない月曜ほど、開く画面を短く言えた方がいい。言えないまま4つ開くと、金曜に残るのは「触った」です。触った、を今週の成果にはしません。
契約がある画面は全部軽く見る、という人もいます。契約があることと、今週開くことは違います。軽く見る、の中身が空だと、契約の範囲が今週の予定になります。予定になった契約は、まだ仕事ではありません。
今週、どれを開くか
長い優先順位表は要りません。
今週、開く画面を一つ書く。
見積の下書きを出すチャットでもいい。チラシの直しをする画像の画面でもいい。ショートカットで上に出す窓でもいい。書けないなら、月曜に触っているものが、まだ仕事になっていません。
開く画面が4つあると、見る人も4つに割れます。割れた確認は、確認ではありません。書いた一行は、今日見える場所へ置きます。置かない一行は、決心のつもりです。決心は、通知に負けます。
書けたら、他の名前は土曜のまま置いておけます。置いておくのは、遅れではありません。火曜は、ショートカットが今の画面の上に出る話をします。水曜は、開いたあとの閉じ方です。今日はその前です。前が空だと、火曜も水曜も、全部開いたあとの後始末になります。
先週、見積の下書きを火曜に出す、と決めていた社長がいました。月曜の朝、画像と声とショートカットを先に開いて、下書きは木曜にずれました。ずれの理由は、仕事が増えたことではありません。開く画面が、先に4つあったことです。次の月曜は、下書きのチャットだけ先に書く、と決めてから席に着きました。それだけで、火曜の数字は間に合いました。
「今日は軽く見るだけ」も、画面の名前が無いと同じです。軽く見る相手が、見積なのか、チラシなのか、ショートカットなのか。名前が無い軽い見方は、全部見る、の別名です。別名のまま週を始めると、金曜に説明できるのは、触ったことだけです。
機能が増えた週の最初を、開く画面一つから分けます。