- 見積の数字を聞いた返事が、表やボタンになって戻ってきて、先方に送りたくなっている一人会社・少人数の社長
- 「画面のまま送れば楽」と感じ始めた人
- ChatGPT の画面を、会社の画面だと思いかけている人
火曜の朝、見積の数字を聞いた返事が、表になって戻ってきました。ボタンもあります。押せば、人数が変わるように見えます。送れば、説明は楽に見えます。
社長がそこで止まりました。「この画面、お客に出していいんですか」。見せたつもりが、どこまで触られるか分からない、と。
私も送りたくなります。同じ画面なら、説明は短く見えます。ただ、画面が出たことと、この客にこの画面を出してよいかは違います。だから聞くのは、お客に出してよいか、です。
返事が画面になった朝
OpenAIの案内では、GPT-6 の Intelligent UI は、返事に図やボタン、フォーム、表を付けます。その場で道具を作る、とも書いてあります。Chat の体験、と公式は書いています。Work と Codex のモデルは、今回は変えていない、とも書いてあります。
入れる人は、Plus、Pro、Business、Enterprise の、対象になる人、です。Free と Go にも広がる、とあります。Enterprise は管理者の設定、とも書いてあります。あなたの契約に、同じ入口があるとは限りません。相手の契約にも、同じ入口があるとは限りません。
先週の火曜は、フォルダを向こうが見てよいか、でした(このフォルダ、向こうも見ていいんですか)。今日聞くのは、フォルダではありません。画面です。お客が見ている画面に、ChatGPT が作った表を置いてよいか。
画面は、会話の途中で少しずつ出る、と案内にあります。途中の表と、出し終わった表は別です。別のものを、同じメールに載せない方がいいです。
あなたの画面に Intelligent UI が無いこともあります。無い入口を、今日の見積の置き場にはしません。相手の画面に同じ入口が無いこともあります。無い相手にリンクを送ると、火曜の最初の十分が、入口の説明になります。
送ったつもりが、会社の画面になった
一人会社だと、作る人も送る人も自分です。「自分の会話だから、相手も見ていい」と言いたくなります。自分の会話でも、客先の名前と金額が揃う前に送ると、戻す人も自分です。戻す人が自分だと、火曜の午前は、画面を消す作業になります。
見積の前文を直していた人がいました。Intelligent UI の表を先方に送りました。送ったあと、表の端に社内の単価が残っていました。消したのは相手ではありません。この画面をお客に出してよいか、を見ていなかった自分です。次の火曜は、送る前に表を上から読む、と机に書いています。
「相手も ChatGPT を使っているから大丈夫」とも聞きます。使っていることと、この見積の表を見てよいかは違います。相手の ChatGPT が、同じ画面を開けるとは限りません。開けない相手に送ると、火曜の夜に残るのは、きれいな画面です。きれいな画面は、出せる見積ではありません。
契約があるから全部送っていい、という人もいます。契約があることと、この客にこの画面を出してよいかは違います。契約の範囲が広いほど、出る画面は増えやすいです。増えた画面を、許可だとは読みません。
別の人が、社内用の試算と客向けを同じ画面に置いていました。置いたあと、客から「内訳まで押せます」とメールが来ました。内訳を出したのは相手ではありません。客向けだけ、と先に書いていなかった自分です。次からは、客向けの数字だけ残してから送っています。
見積の差し替え版を同じ画面に置いた人もいました。置いたあと、先方が古い数字のまま返信してきました。古い数字が残った理由は、画面が弱いことではありません。どの版を見てよいか、を先に書いていなかったことです。
相手の画面に、同じ入口があるとは限らない
Enterprise は管理者の設定、と公式は書いています。止めている会社に、「一緒に画面で見られます」と送らない方がいいです。送ると、相手の画面にも同じ入口がある、と読まれます。相手の画面は、あなたの契約ではありません。
Work のモデルは今回変えていない、と公式は書いています。Chat で出た画面を、Work の仕事だとは読みません。Chat の画面と、会社の文書は別です。別のものを、同じ提案に載せない方がいいです。
「あとで見れば分かる」も、出してよいかが無いと同じです。あとで見る相手が、お客なのか、自分なのか、外注の誰なのか。名前が無いあとは、送った、の別名です。別名のまま火曜を始めると、金曜に説明できるのは、上げたことだけです。
デスクトップで画面が出たから、客の会社にも出る、と思った人もいました。送ったリンクの先で、相手はログイン画面で止まっていました。止まった十分は、新しい画面の成果ではありません。相手が開けるか、を見ていなかった十分です。次の火曜は、相手が開けるか、を先に聞いてから送っています。
管理者が Chat を止めている会社に、同じ表を送った人もいました。止まっている入口を、今日の置き場にはしません。止まった返信を、画面の不具合だとは読みません。止まった理由は、お客に出してよいか、が空だったことです。
出す前に聞く一行
長い権限表は要りません。
この画面を、お客に出してよいか、先に書く。
「社内だけ」でもいい。「客は見ない」でもいい。書けないなら、画面は便利な下書きです。下書きのまま送ると、火曜に残るのは下書きではありません。相手の受信箱です。
書けたら、今日見える場所へ出します。出さない一行は、決心のつもりです。決心は、きれいなボタンに負けます。きれいなボタンほど、出してよいか、が要ります。書けないまま送ると、火曜に残るのはきれいな表です。きれいな表は、出せる見積ではありません。
見積の注意書きを画面に写した人がいました。写したあとに送って、注意の途中が相手の画面に出ました。途中を出したのは相手ではありません。この画面を出してよいか、を先に書いていなかった自分です。次の火曜は、注意が揃ってから送る、と書いています。
もう一人、見積はメールのまま、画面は送らなかった人もいました。送らなかった理由は、画面が弱いことではありません。この客に、この表を見せられなかったことです。見せない火曜は、遅れではありません。遅れにするのは、出してよいかが空のまま送ることです。
社内用の単価表を、客向けの表と同じ画面に置いた人もいました。置いた理由は、同じ場所なら楽、です。楽にした火曜の夜、客から「単価の内訳まで押せます」とメールが来ました。内訳を出したのは相手ではありません。社内だけ、と先に書いていなかった自分です。次からは、客向けの数字だけ、と机に書いてから送っています。
途中で出た表を写真に撮って送った人もいました。撮った表の人数が、あとで変わっていました。変わった人数を持っているのは自分です。写真の人数を持っているのは相手です。次の火曜は、出し終わった表だけ送る、と書いています。出し終わる十分は、遅れではありません。
外注の人に「この画面見ておいて」とだけ送った人もいました。送った相手は、見積のほかに、前の客の社名が残ったボタンまで押していました。押したボタンを消したのは外注ではありません。この人だけ、と先に書いていなかった自分です。次からは、見る人の名前を書いてから送っています。
Free の画面にも広がる、と案内を読んで、客の個人画面にも同じ表が出ると思った人もいました。出ない相手に送ると、火曜の最初は入口の説明です。説明から始まる初回を、新しい画面の成果にはしません。相手の契約は、あなたの Chat ではありません。
Work の画面だと思って Chat の表を社内の文書に貼った人もいました。貼った表は、Work のモデルではありません。公式は、Work と Codex は今回変えていない、と書いています。貼った場所が違うと、火曜の夜に残るのはきれいな表です。きれいな表は、出せる文書ではありません。
人数を変えるボタンを、先方の担当に「触ってみて」と送った人もいました。触った人数が、見積の確定と違いました。違った人数を持っているのは相手です。次の火曜は、触ってよい範囲を先に書く、と机に書いています。触ってよい範囲が空だと、ボタンは便利な迷いです。
出た画面を、お客に出してよいかから分けます。