順位は取れた。でも、その人はお客さんですか?

この記事はどんな人向けか
  • SEOで順位は取れたが、問い合わせに繋がっていないと感じている経営者・担当者
  • アクセスは増えたが商談が増えない方
  • 狙うキーワードと「来てほしい人」を整理したい方

「検索順位1位を獲得しました。」

そう報告を受けたとき、多くの経営者は少し安心します。 努力が数字になった。成果が見えた。

でも、少しだけ立ち止まってほしい。

その順位を取ったキーワードで検索している人は、 本当に"あなたのお客さん"でしょうか。


上位表示は、戦略としては当然

まず前提として、SEOやMEOは大切です。 狙ったワードで上位表示を取ること自体は、立派な戦略です。

むしろ「狙ったワードで取れない」ほうが問題です。

でも、本当に考えるべきはその次です。

  • そのワードは、月に何回検索されているのか
  • どんな人が検索しているのか
  • どんな温度感で検索しているのか

順位は"結果"であって、"目的"ではありません。


その検索者は、今すぐ相談したい人ですか?

例えば、

「業務効率化 システム」

このワードで1位を取ったとします。

でも、この言葉で検索している人は

  • 調べ物をしている学生かもしれない
  • 情報収集段階の担当者かもしれない
  • 同業のシステム会社かもしれない

"今すぐ相談したい人"とは限らない。

一方で、

  • 「日報 めんどくさい」
  • 「直行直帰 勤怠 管理」
  • 「Excel 二重入力 なくしたい」

こういった言葉はどうでしょうか。

検索している人は、 今、困っている人です。

検索ワードには、温度があります。

その温度を見ないまま順位を追うと、 アクセスは増えても、問い合わせは増えません。


数字は伸びる。でも仕事は増えない

よくあるのが、こういう状態です。

  • アクセス数は前年の2倍
  • 表示回数も増加
  • 平均順位も上昇

でも、

  • 問い合わせは横ばい
  • 商談数も変わらない
  • 現場は特に忙しくなっていない

レポートの数字は伸びているのに、 事業の手応えは変わらない。

それは、来ている人が"お客さんではない"可能性があるからです。


本当に考えるべきは「誰に来てほしいか」

順位よりも先に考えるべきことがあります。

  • どんな会社に相談してほしいのか
  • どんな課題を抱えている人に来てほしいのか
  • どんな言葉を使う人なのか

ここが曖昧なまま、 キーワードだけを選んでいないでしょうか。

検索対策は、テクニックではありません。

設計です。

"来てほしい人の解像度"が上がれば、 狙う言葉も変わります。

そして、記事の内容も変わります。


上位表示よりも大事なもの

本当に見るべき数字は、これです。

  • 問い合わせ数
  • 商談化率
  • 成約率
  • 粗利

順位は、入口の指標。

売上や利益は、事業の指標。

この二つを混同してしまうと、 "頑張っているのに結果が出ない"状態になります。


SEOは否定しない。でも、過信もしない

SEOもMEOも、大事です。

ただし、それは「集客の一部」です。

  • 来てほしい人が来ているか
  • その人の期待に応えられているか
  • 次の行動につながっているか

ここまで設計できて、初めて意味があります。


おわりに:順位を追うのではなく、「誰に届いているか」を見る

検索順位は取れた。

でも、その人はお客さんですか?

この問いを持ち続けられる会社は、 数字に振り回されません。

順位を追うのではなく、 "誰に届いているか"を見る。

そこから考え直すだけで、 集客は大きく変わります。

「来てほしい人」の解像度を一緒に上げ、狙う言葉とコンテンツを設計できます。